穴に出くわすのは、穴蝦蛄の巣穴なのだろう。
泥を深く掘り返して丁寧に崩すと、ぴんぴん
跳ねていたりする。
蝦蛄のように茹でて食べると美味しいらしい
けれど、食べられるほど大きいものはあまり
潮間帯では出てこない…。
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穴に出くわすのは、穴蝦蛄の巣穴なのだろう。 泥を深く掘り返して丁寧に崩すと、ぴんぴん 跳ねていたりする。 蝦蛄のように茹でて食べると美味しいらしい けれど、食べられるほど大きいものはあまり 潮間帯では出てこない…。 |
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している。穴蝦蛄と違って前足は立派な鋏に なっていて、続く脚の先っぽは団扇のような 形になっている。なのに身体は穴蝦蛄以上に ふにゃふにゃで、何とも頼り無い感じがする。 面白いのは鋏の位置で、左右一定していない。 スナモグリは外洋性の砂底に棲み、近似種の ニホンスナモグリは内湾に棲むとされるから、 おそらくはニホンスナモグリの方だろう。 |
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姿をしているけれど、砂潜りより甲羅は硬い。 鋏も鉄砲蝦とは違って左右とも同じ大きさで、 黒弁慶蟹のようにごわごわ剛毛が生えている。 泥底に穴を掘って棲むけれど、その穴は時に 80cm以上もの深さに達するという。小さい けれど、なかなか根性のあるやつである。 |
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