運河のいきもの／ちどりのなかま

千鳥ちどりのなかま

	鵤千鳥（いかるちどり）河川の中流域より上流に棲息し、下流域ではほとんど見られないと言うから、鵤千鳥ではないかも知れない。けれど、首の周りの黒と白の輪が胸元から首の後ろまで繋がり、目の周りの黄色い輪がはっきりしない。脚の色も黄色く、冬になってもいるとなると、やはり鵤千鳥なんだろうなぁ…。

鵤千鳥（いかるちどり）河川の中流域より上流に棲息し、下流域では
ほとんど見られないと言うから、鵤千鳥では
ないかも知れない。けれど、首の周りの黒と
白の輪が胸元から首の後ろまで繋がり、目の
周りの黄色い輪がはっきりしない。脚の色も
黄色く、冬になってもいるとなると、やはり
鵤千鳥なんだろうなぁ…。

	目大千鳥（めだいちどり）首筋から胸元にかけての橙色が綺麗だけれど、目の周りに黄色い輪っかが無いので顔つきが百舌のようにきつく見える。波打際を素早く走りながら、時おり沙蚕なんかを啄んでいる。

	小千鳥（こちどり）千鳥の中では一番の小型でイカルチドリより一回り小さく雀よりも若干大きい。嘴も短いけれど目の回りの黄色い輪っかがより太くて目立つので、目許がぱっちりと可愛く見える。

	白千鳥（しろちどり）目の周りには黄色い縁取りが無く、全体的に淡い色合いなので塗り分けもはっきりしない。脚も黒っぽいような灰色っぽいような色合い。

	胸　黒（むなぐろ）目許から胸許を経てお腹に至るまで、身体の下側が真っ黒。背中のモザイク模様が派手で京女鴫の仲間に見えたけれど、鴫ではなくて千鳥の仲間。良く似た大膳とは頭頂部の色が濃いことで区別できそうだけれど、若鳥でははっきりしない…。